最新のハウスミュージック(EDM)のサブジャンルをご紹介

こんにちは!Audiostock事務局です。

近年のハウスミュージックには、サブジャンルが大量に存在することを知っていましたか?
本日は、たくさんのサブジャンルの中から、近年人気なハウスミュージックのサブジャンルを紹介させていただきます。

Slap house (スラップハウス)

2018年頃に広がり始めたジャンルで、Deephouseから派生したジャンルです。
アタックの強いベース音が特徴です。
ドロップの構成音がベース、ドラム、FXのみであり、またリズムや音色がほぼ決まっているため、オリジナリティーが出しにくいのが難点です。
そのシンプルさから2020から2021年にかけて、YouTube上を中心に有名曲のbootlegが多く誕生しました。

◆Ofenbach & Quarterhead – Head Shoulders Knees & Toes (feat. Norma Jean Martine)

◆VINAI – Rise Up (feat. Vamero)

Piano House (ピアノハウス)

その名の通り、ドロップ音がピアノで構成されているハウスミュージックです。
ピアノ音のアタックが強いのが特徴で、ベース音にはdeephouseに似た音が使われているものが多いです。
他のEDMの曲に比べて、ビルドアップの癖が弱く聞きやすい傾向にあります。

◆MK & Becky Hill – Piece Of Me

◆Joel Corry – Sorry

Electro House (エレクトロハウス)

エレクトロハウスは、重低音が特徴のハウスミュージックのジャンルです。
エレクトロハウス自体は昔からあるジャンルですが、近年は進化を続け新しい音が日々登場しています。
その進化を支えているのが、Martin GarrixのSTMPD recordsです。
近年のエレクトロハウスは、特に音色が豊富でドロップでの音の入れ替わりが激しいのが特徴です。
また、ベースの音がとても洗練されており、重低音が綺麗に聞こえます。

◆Blinders – Relieve (Official Video)

◆Julian Jordan & Seth Hills – Backfire

Future Bounce (フューチャーバウンス)

フューチャーバウンスは、Melbourne Bounceとfuture houseから派生したサブジャンルで、跳ねるようなリズムが特徴のハウスミュージックです。また、フューチャーハウスとは違い、メロディックな曲が多いことが特徴です。
音色としては、キラキラとした重厚感のあるリードに、アタックの強いベース音が跳ねるようなリズムで重なっています。
Martin garrixやDavid Guettaらによって、2018年ごろに一気にEDMのメインストリームになった、本ジャンルは2022年でもまだまだ人気のあるジャンルの一つです。

◆Brooks & GRX – Boomerang (Official Video)

◆David Guetta, Martin Garrix & Brooks – Like I Do (Lyric Video)

Future Trance (フューチャートランス)

フューチャートランスとは、ハウスミュージックとトランスミュージックから派生したハウスミュージックです。
Matt Nashによって、このジャンルは2016年頃に認知されるようになり、2020年にはSTMPD recordsからデビューを果たしています。また、2019年には日本人のPharienさんが、Future Tranceの楽曲でSpinnin’ レコードのデビューを飾っています。
音色の特徴としては、トランスミュージックのような伸びやかなリードが特徴で、メロディーにトリプレットがよく使用されるのが特徴的です。

◆Matt Nash – Lose It All (Official Video)

◆Pharien – Fall Apart (Official Music Video)

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