音楽クリエイターの皆さまに知っておいて欲しいこと

はじめに

Audiostockにアカウント登録をされた際に、利用規約ならびにクリエイター利用規約に同意していただいておりますが、これらの内容についてクリエイターの皆さまに補足的に案内いたします。

改めて、皆さまに同意いただいている規約への理解を深めていただければと思います。

Audiostockに作品を登録できるのはどんな人?

クリエイター利用規約の第2条では、クリエイター登録について書かれています。
3項で、どのような場合にはアカウント作成ができないか明示しておりますが、3項の(1)(2)が特に重要となります。

クリエイター利用規約 第2条 (クリエイター登録)

  1. クリエイターは、当社が明示的に認める場合を除き、以下の各号のいずれかの事由(以下「クリエイター登録拒否事由」といいます)に該当する場合、登録を申請することはできません。当社は、クリエイター登録拒否事由がある場合、当該クリエイターのクリエイター登録を拒否します。

    (1) クリエイターが日本音楽著作権協会(以下「JASRAC」といいます)と信託契約を締結している場合
    (2) その他、クリエイターが、自身が登録する作品につき、本サービス上で必要となる権利・権限を保有していない疑いがある場合
    (3) 未成年者(18歳未満)である場合
Audiostockクリエイター利用規約より一部抜粋

3項 (1) JASRACと信託契約を締結している場合

「JASRACと信託契約を締結している場合」とは、「個人でJASRACメンバーになっている場合」と理解していただければ大丈夫です。

「メジャーアーティストのAさんに楽曲提供していて、出版社Bを通してJASRACに登録してもらっている」というケースは、「JASRACと信託契約を締結している場合」に当てはまりません。

JASRACメンバーについての説明は、以下のJASRACページをご確認ください。
https://www.jasrac.or.jp/contract/member.html

3項 (2) その他、クリエイターが、自身が登録する作品につき、本サービス上で必要となる権利・権限を保有していない疑いがある場合

「著作権」および「原盤権」を保有していない他者の作品のライセンスを販売することはできません。
著作権および原盤権の所有者から代行して販売する委任を受けている場合はその限りではありません。

また、Audiostockへの登録時には条件を満たしていてもその後条件を満たさなくなった場合には、それまでに販売された作品に影響が出る場合がありますので、不明な際には事務局までご連絡・ご相談をお願いいたします。

登録作品について、クリエイターが保証している内容は?

クリエイター利用規約の第5条では、作品等に関する保証について書かれています。

クリエイター利用規約 第5条(作品等に関する保証)

  1. クリエイターは、本サービスにおいてクリエイターとして利用する対象の作品等について、以下のことを保証するものとします。
    (1) 作品等について、著作権、著作隣接権及びパブリシティ権を含む一切の権利を保有していること
    (2) 作品等について、JASRACなどの著作権管理団体や、特定の音楽出版社等と契約していないこと
    (3) 既存の楽曲等をカバー又はアレンジした作品等については、カバー又はアレンジ元となった楽曲等が、著作権保護期間が満了したパブリック・ドメインに属するものであること
    (4) 作品等に対して、第三者に独占的利用権を設定していないこと
    (5) 音声合成技術を用いたソフトウェアに歌唱させたものを収録した作品ではないこと
    (6) 作曲AI(人工知能)・自動作曲システムその他のアルゴリズムによって生成された作品ではないこと
    (7) その他、作品等を本サービスのクリエイターとして利用すること、並びに本規約に基づき当社がこれを利用し若しくは利用許諾することにつき、何ら支障がないこと

  2. 前項に違反し、当社と第三者との間にクレームや紛争が生じた場合、当該クリエイターが自らの責任と費用負担でこれを解決するものとします。
Audiostockクリエイター利用規約より一部抜粋

以下に1項の各号について補足いたしますので、皆さまが登録される作品がこの保証内容を満たしているかどうか、ご確認をお願いいたします。

(1) 作品等について、著作権、著作隣接権及びパブリシティ権を含む一切の権利を保有していること
著作権や著作隣接権等の権利をすべて保有している作品でないとライセンス販売はできないという内容です。

(2) 作品等について、JASRACなどの著作権管理団体や、特定の音楽出版社等と契約していないこと
JASRACやNexToneなどの著作権管理団体と契約している作品は、Audiostockでライセンス販売することはできません。
これは、ASCAPやBMIなどの海外の著作権管理団体(PRO)の場合も同様です。
音楽出版社と契約している作品も、Audiostockで販売することはできません。

(3) 既存の楽曲等をカバー又はアレンジした作品等については、カバー又はアレンジ元となった楽曲等が、著作権保護期間が満了したパブリック・ドメインに属するものであること
Audiostockに登録できるカバー作品は、著作権が消滅したパブリックドメイン(PD)作品となります。
楽曲がパブリックドメインかどうかはJASRACの作品検索データベース、J-WIDでご確認ください。
また、楽曲「ミッキーマウス・マーチ」は日本国内ではパブリックドメインですが、諸般の事情でご登録いただけません。

(4) 作品等に対して、第三者に独占的利用権を設定していないこと
作品の利用権を第三者に独占的に設定している場合は、その作品をAudiostockで販売することはできません。

(5) 音声合成技術を用いたソフトウェアに歌唱させたものを収録した作品ではないこと
Synthesizer V, VOCALOID, UTAU, CeVIO AI などの音声合成技術を用いたソフトウェアを使用した作品は、仮にソフトウェア側の規約が商用利用OKであっても、Audiostockで販売することはできません。

(6) 作曲AI(人工知能)・自動作曲システムその他のアルゴリズムによって生成された作品ではないこと
Suno AI, SOUNDRAW, Amadeus Code, Evoke Music, Ecrett Music, Melody Sauce 2 などの作曲AIサービスを利用した作品は、仮にサービス側の規約が商用利用OKであっても、Audiostockで販売することはできません。

(7) その他、作品等を本サービスのクリエイターとして利用すること、並びに本規約に基づき当社がこれを利用し若しくは利用許諾することにつき、何ら支障がないこと
Audiostockを音楽を探す側(カスタマー)として利用する場合には利用規約に、音楽を提供する側(クリエイター)として利用する場合には利用規約およびクリエイター利用規約に同意していただいております。
クリエイター利用規約だけでなく、利用規約の内容もご理解いただき、カスタマーにどのような利用範囲を提供しているのか、ご認識の程よろしくお願いいたします。

また、2項にありますように、カスタマーや権利者との間でトラブルになった際には、クリエイターご自身の責任で解決していただくこととなります。作品保証内容をよくご理解いただいた上で作品の登録をお願いいたします。

著作権についての注意点は?

よくいただくご質問に著作権に関するものが多くありますので、Audiostockに登録できる作品の著作権に焦点を当ててご説明いたします。

著作権についての注意点

  • 著作権を他者に譲渡している作品はAudiostockに登録できません。
  • ライセンス販売を開始した後に、同楽曲の著作権を譲渡したりすることもできません。
    例えば、音楽配信サービスで著作権による収益化をしてくれるメニューが提供されている場合がありますが、それらは作品の著作権を作者本人から該当サービスへ期間譲渡した上で著作権管理団体へ登録をし、収益化を図るものとなります。著作権はご自身から他者へ譲渡されているものとなりますので、そのようなメニューへ誤ってお申し込みをされないようにご注意ください。
  • 著作権管理を、著作権管理団体(JASRAC, NexTone, ASCAP, BMIなど)に管理委託している作品はAudiostockに登録できません。
  • DOVA-SYNDROMEに登録中の作品をAudiostockでライセンス販売することはできません。
    万一、DOVA-SYNDROMEとAudiostockで同一楽曲をご登録の場合、DOVA-SYNDROMEにご登録の楽曲を削除していただくか、Audiostockにてライセンス販売の終了と楽曲の削除をしていただくか、どちらかのアクションを必ず実施してください。
  • 当社が出版社として著作権等の譲渡を受け、著作権管理団体に管理委託をしてAudiostockで販売している作品がありますが、これらは当社から該当の方へのお声かけの元、ご案内しております。

ライセンス販売終了後や、退会後も気をつける必要があることは?

ライセンス販売終了後やAudiostockを退会した後でも、ライセンス販売をしていた作品についてはクリエイターの皆さまが気をつけるべき点があります。

クリエイターの皆さまが気をつけるべき点

  • ライセンス販売していた作品を、著作権管理団体(JASRACやNexTone、ASCAP、BMIなど)に登録することはできません。
    万一、著作権管理団体に登録すると、Audiostockでその作品のライセンスを購入したカスタマーに対して管理団体から使用料請求が行われる可能性があり、皆さまに同意していただいている利用規約に違反することとなります。
  • TuneCoreなどの音楽配信サービスを利用して、Audiostockでライセンス販売していた作品を音楽配信することは可能ですが、YouTube Content IDの収益化を設定していただくことには注意が必要です。
    Audiostockでライセンスを購入したカスタマーへは、期限なく使用できるライセンスを提供しておりますので、カスタマーがYouTubeへアップした動画の収益化を阻害することは規約違反となります。
    こちらの内容についてはよくご確認をお願いいたします。
  • Audiostockでライセンス販売していたが販売終了した作品を、他社ストックミュージックサービスなどで販売いただくことは問題ありませんが、著作権管理団体への登録や著作権の譲渡を伴うサービスへの登録はできません。

まとめ

クリエイターの皆さまには、利用規約ならびにクリエイター利用規約の内容をしっかりとご理解いただいた上で、Audiostockをご活用いただきたく思っております。

Audiostockで、カスタマーが安心して皆さまの音楽と出会って使用できるように、日頃から意識していただけますようお願い申し上げます。

その他リンク

Audiostock利用規約
Audiostockクリエイター利用規約
よくある質問 (音楽クリエイターの方へ)
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