YouTube Content IDの仕組みと対処法を徹底解説〜YouTubeに動画を投稿するすべての方へ〜

はじめに

こんにちは!Audiostock事務局です。

今や当たり前となったYouTubeでの動画投稿ですが、その裏では自動的に著作権の管理システムが動いているのをご存じでしょうか?
その著作権管理システムを【YouTube Content ID(コンテンツID)】と言い、YouTubeにアップロードされている映像・音源が検知対象となります。

また、権利者はYouTube Content IDのシステムへ自ら映像や音源を登録する事で、登録した映像や音源を使用した他者の動画をYouTube内で検知する事が可能となります。

このYouTube Content IDは、YouTube上にアップロードされる映像や音源の一部が一致するだけで検知する非常に優れているシステムなのですが、実はあまり多くの情報がインターネット上にはありません。
その為、日々Audiostock利用者様からは…

「YouTube Content IDについて知りたいけど、どこを見たらいいの?」
「楽曲に関するアラートが出たらどうするの?」

という声を多くいただいています。

そこで今回、YouTube Content IDの仕様について皆様に情報を共有したいと思い、今年と昨年に株式会社TRACKS様と開催したオンラインセミナー「最新事例で学ぶ!専門家が教える YouTube Content IDの仕組みと対処法」から、資料を抜粋しながら解説させていただきます。

※YouTube側のアップデートによって、YouTube Content IDの仕様は変更される場合がございますので、予めご了承ください。
※こちらの記事は2023年9月時点の情報となります。

セミナー登壇者 プロフィール

大石菜々子

大学卒業後、株式会社TRACKSに入社。
入社後、オペレーションチームでBGMクリエイターサポートに従事。
BGMクリエイターが制作した楽曲のContent IDやYouTube Musicへの楽曲登録と運用、関連して起きる諸問題への対応をGoogleのパートナーサポートチームと連携して実施。クリエイターが制作に専念できるよう、サポートを行なっている。

オペレーションチームでは、BGMクリエイターサポートに加え、ゲーム会社やBGMプロダクション、アニメ制作会社が管理するBGMのContent IDの登録および運用なども実施しており、これらにも携わる。

note https://note.com/tracks_inc/

目次

YouTube Content ID

▼ YouTube Content IDとは?

※字幕をONにしてご覧ください

YouTube Content IDとは、YouTubeが提供している著作権管理システムです。
権利者はYouTube Content IDのシステムへ音源や映像を登録する事で、YouTube上にアップロードされる動画を検知する事ができます。

例えば、権利者がAという音源(曲)をYouTube Content ID登録した場合、Aと「全く同じ」もしくは「一部曲調が似ている曲」を検知することができます。

また、権利者は検知された動画に対して「ブロック」「マネタイズ」「トラック」の設定を行う事ができます。

補足

ブロック:検知された動画を視聴できないようにする事ができます。

マネタイズ:検知された動画に広告を掲載して収益化ができるようになり、場合によってはアップロードしたユーザーと収益を分配する事ができます。

トラック:動画の視聴者に関する統計情報をトラッキングする事ができます。

▼ 権利者側からみたYouTube Content IDの動き

権利者は権利主張に必要な以下の4つのデータファイルをYouTube Content IDのデータベース上に登録します。
※今回は楽曲の場合の登録情報をお伝えいたします。

音源ファイル
「音源ファイル」は音源・音声ファイルの事を指します。

楽曲の情報
曲名、アーティスト名、アルバム名、レーベル名などの楽曲に関する情報になります。

権利を主張する地域
日本のみに権利を主張する場合は「日本のみ」、全世界に権利を主張する場合は「全世界」。権利を主張する地域をそれぞれ設定する事ができます。

適用ルール
先ほどお伝えした「ブロック」「マネタイズ」「トラック」の設定情報になります。

上記4つを登録する事で、「新規にアップロードされた動画は【即時】」「過去にアップロードされた動画は【随時】」YouTube上にある全ての動画を対象としてYouTube Content IDによって検知・処理されます。

補足

●YouTube上だと「音声」を「サウンドレコーディング」と称する事もあるので、名称に関してはYouTubeのヘルプをご参照ください。

●権利主張に必要な4つのデータファイルを登録すると、新規にアップロードされた動画を優先し検知を開始します。

●YouTube Content IDにより検知・処理は、一定期間の間に再照合が行なわれ、新規の動画は初回のみならず定期的に照合される事になります。

▼ アップローダー(動画投稿者)側からみたYouTube Content IDの動き

アップローダー(動画投稿者)はYouTube Studioから動画をアップロードする際に、動画の公開状態(公開・非公開)問わず、1回目のYouTube Content IDの照合が発生します。

もし、アップロード中に動画内で使用された音楽が、すでに権利者がアップロードした音楽に似ていると検知した場合、この段階でアラートが発生します。

補足

YouTube Content IDのデータベースには毎日新たな音源ファイルがアップロードされていたり、照合するためのアルゴリズムが定期的にアップデートされている事から、1回目で検知されなかったが、後に検知されるケースもあります。

▼ 動画アップロード時のYouTube Content ID確認方法

YouTube Content IDを確認する方法は「アップロード中」「公開後の動画一覧」「動画詳細」から検知されているか確認をする事ができます。

その他には、動画詳細からも検知を確認することができます。
「著作権」と表示されている場合は、YouTube Content IDによって検知されていることになります。

補足

●アップロード中のアラート表示は、照合結果を見ないまま進む事ができるのでご注意ください。

●万が一見逃した場合は、動画一覧や動画詳細から確認する事ができます。

●アラート時の文言は、YouTube側のアップデートにより変更される可能性もあります。
 詳細はYouTubeのヘルプをご参照ください。

▼ 「申し立て」とは

YouTubeにアップロードした動画の音源や映像が、YouTube Content IDのデータとマッチすると、自動で検知されアップローダー(動画投稿者)に通知されます。
これを、「申し立て」といいます。

補足

●申し立ては、「警告」「アラート」とも呼ばれていますが、YouTube上では正式には「申し立て」と言います。

●「▼アップローダー側(動画投稿者)からみたYouTube Content IDの動き」で紹介したように、検知は毎日のように行われているので、動画をアップロードした時以外にも申し立ては発生する可能性があります。

●YouTubeのQ&Aには、申し立てが発生した際に係争になるかという問いに回答しています。

 参考:動画が Content ID の申し立てを受けた場合は、係争になるということでしょうか?
 https://support.google.com/youtube/answer/6013276

▼ アップローダー(動画投稿者)が行う「異議申し立て」とは

「異議申し立て」とは、アップローダーが権利者から申し立てを受けた際に「この申し立ては間違っている」と主張する事を言います。

異議申し立てを行う内容には「使用楽曲は適切に利用許諾をもらっている」「使用楽曲と違う楽曲が誤検知されている」などが上げられます。
※異議申し立てを行う詳細については、後ほど解説する「申し立ての事例と対処方法」をご覧ください

補足

●アップローダーが「異議申し立て」を行っている最中、動画の収益化は保留となります。

●申し立てを受けてから5日以内に「異議申し立て」を行うと、申し立てが行われた日付まで遡り、収益化が保留にされます。

●申し立てを受けてから5日以上経過し「異議申し立て」を行うと、「異議申し立て」を行った日付から収益化が保留にされます。

●そのため、収益化をしている動画に申し立てが発生した場合は、申し立てが発生した時点で「異議申し立て」を行う事をおすすめします。

▼ 権利者が行う「異議申し立て」を受けた際の対応方法

権利者は「異議申し立て」を受けた際には、異議申し立ての内容を確認し、

・【取り下げ】:申し立てを解除

・【申し立ての復活】:異議申し立てを受け入れない

上記2つのどちらかを選択をする事ができます。

補足

権利者が【申し立ての復活】を選択すると、アップローダー側に再度申し立ての表示が付いている状態に戻されます。

▼ 「再審査請求」とは

権利者に異議申し立てを行い却下された際に、もう一度異議申し立てを行う事を「再審査請求」と言います。

注意

再審査請求を権利者に却下(削除)された場合、アップローダー側にペナルティが付きます。

そのため、チャンネルのステータスが悪くなる可能性があるため再審査請求は行わず、権利者に直接連絡を行う事をおすすめいたします。

補足

「再審査請求」は、名称は異なりますが2回目の異議申し立てになります。

▼ 権利者が行う「再審査請求」を受けた際の対応方法

権利者は「異議申し立て」を受けた際には、異議申し立ての内容を確認し、

・【取り下げ】:申し立てを解除

・【動画削除】:再審査請求も受け入れない

上記2つのどちらかを選択をする事ができます。

注意

権利者は再審査請求を受けた際、「動画の削除」か「申し立ての取り下げ」しか行えません。

補足

●権利者は、異議申し立てを受けた際の対応とは異なり、「動画自体を削除」することができます。

●動画が【削除】されない限りは、アップローダーのチャンネルにペナルティが付くことはありません。

●万が一、アップローダーが悪くなくても再審査請求で動画が削除されてしまうと、チャンネルにペナルティが発生します。

▼ 異議申し立てと収益

アップローダーが異議申し立てを行うと動画の収益は一旦保留となります。
そして、権利者からの申し立てが取り下げられると保留分の収益がアップローダーに支払われます。

下記画像のように、5/27に異議申し立てを行い、5/30に解決すると5/27~5/30までの収益がアップローダーに支払われる仕組みとなります。

ただしこの場合、申し立てが発生した5/21~5/26の期間は保留期間には該当せず、5/21~5/26の収益はアップローダーではなく【権利者に支払われる】ようになります。

そのため、収益を権利者に支払わないようにするためには、申し立て発生から【5日以内】に異議申し立てを行うことで、収益は申し立てが発生した日から換算されます。

注意

申し立てが発生した場合は、なるべく早く事実確認を行い異議申し立てを行いましょう。

▼ 音楽の申し立ての種類

音楽の申し立ては2種類に分かれて行われ、以下の理由によって申し立てが発生します。

・【音声】:音源をそのまま使用した動画

・【メロディ】:カバーや演奏などのメロディが一致した動画

補足

2種類のうち、どの申し立てが発生したかは申し立ての画面内にアイコンが表示されているのでそこで見分けることができます。

申し立ての事例と対処方法

ここからは、よくあるYouTube Content IDに検知された場合の対処法をご紹介いたします。

▼ 事前確認

動画をアップロードする際にYouTube Content IDに検知されているか公開前に確認する事ができます。
自身のチャンネルからドラフト・非公開・限定公開などの設定で動画をアップロードし確認いただくことをおすすめいたします。
※チャンネルが収益化している場合、またブロックをされた場合には、メールでも通知が行われます。

注意

BGMの上に声などの別の音声(ナレーション等)が乗っていると、検知結果が変わる可能性があります。

そのため、出来るだけ完成版に近い動画をアップロードする事をおすすめいたします。

また、前述の通りYouTube Content IDは常に最新データと照合しているため、アップロード時に検知されなくても、後日検知される場合があります。

補足

もし制作した動画を納品予定の場合、納品前にテストチャンネルへ納品予定の動画をドラフト・非公開・限定公開などの設定でアップロードし、YouTube Content IDに検知されるか確認することをおすすめいたします。

▼ 買った音源で申し立てを受けた

YouTube動画での使用権を買った(許諾を得た)音源が、その販売元や権利者からYouTube Content IDに登録されていた場合、申し立てを受ける場合があります。

その際は、下記手順で対応をお願いします。

1、異議申し立てを選択する
2、異議申し立てを行う理由を選択する際に「ライセンス」を選ぶ
3、音源を購入した販売元に連絡し、取り下げを依頼する

▼ 動画公開後、一定時間後に申し立てを受けた

使用していた楽曲が今までYouTube Content IDに登録されておらず、その後登録されたり、検知するアルゴリズムが変わり、これまで検知されていなかった動画が検知された場合、申し立てを受ける場合があります。

その際は、下記手順で対応をお願いします。

1、異議申し立てを選択する
2、異議申し立てを行う理由を選択する際に「ライセンス」を選ぶ
3、音源を購入した販売元に連絡し、取り下げを依頼する

▼ 使用していない音源で申し立てを受けた

使用していないのに、覚えのない名前の楽曲から申し立てを受ける場合があります。
主な理由としては、
・作曲時に使用された音素材による重複(※1 参照重複)
・無断登録、無断サンプリングなど違法なYouTube Content ID登録
が考えられます。

その際は、下記手順で対応をお願いします。

1、異議申し立てを選択する
2、異議申し立てを行う理由を選択する際に「ライセンス」を選び、「使用している音源は〇〇であり、△△ではない」と楽曲が違う事を主張する
3、音源を購入した販売元に連絡し、状況を確認してもらう

※1 参照重複

参照重複とは、音源そのものが別音源と「似ているフレーズ」や「似ている音素材」等を使用していることで、権利者側が音源を登録した際、別の権利者から登録されている音源と「同じ部分があります」と警告が出ることを言います。

注意

参照重複は、YouTube側のシステムによる判断になりますので、全く違う音素材だとしても重複として判断されてしまう場合があります。
また、重複をした場合は、権利者同士で連絡し単独の権利者を決めなければならなくなります。

そのため、使用していない音源で申し立てを受けた場合は上述の手順でご対応をお願いいたします。

▼ 別演奏の音源から申し立てを受けた

同じ楽曲であっても演奏者が違っていたり、同じ楽曲で歌唱アーティストが違う(カバーなど)場合などにも申し立てを受ける場合があります。
これは、YouTube側のシステムが判定しきれずに照合してしまう事が考えられ、ピアノ演奏や吹奏楽団やオーケストラの演奏、歌ってみた動画や弾いてみた動画でも判定される場合があります。

その際は、下記手順で対応をお願いします。

1、異議申し立てを選択する
2、異議申し立てを行う理由を選択する際に「ライセンス」を選び、「演奏者・アーティストが異なる」と違う事を主張する

▼ カバー楽曲(動画)と判定された

正式な音源を使用しているにも関わらず、YouTube側のシステムが「YouTube Content IDに登録されている音源と全く同じではないが、メロディが似ている」と誤判定し、カバー楽曲(動画)と判断され申し立てを受ける場合があります。

その際は、下記手順で対応をお願いします。

1、異議申し立てを選択する
2、異議申し立てを行う理由を選択する際に「ライセンス」を選び、「カバー動画ではなく音源を使用しているので、楽曲の申し立ては間違っている」と主張する

補足

●YouTube Content IDには、「メロディ一致」という照合があります。
●本来は元音源を使わず、演奏している動画(歌ってみた動画や弾いてみた動画等)に付く申し立てではありますが、上述のように誤判定される場合があります。

主な原因としては、BGMの他に動画内に流れている音が大きかったり、動画内の話し声などによってBGMの部分が音源として判断されず、「メロディ一致」という誤判定をされる場合があります。

▼ パブリックドメインの曲で楽曲の申し立てを受けた

パブリックドメインの楽曲を使用しているにも関わらず、申し立てを受ける場合があります。
すでにパブリックドメイン曲のアレンジ音源がYouTube Content IDに登録されていたり、著作権も登録されてしまっている事が主な理由になります。

その際は、下記手順で対応をお願いします。

1、異議申し立てを選択する
2、異議申し立てを行う理由を選択する際に「パブリックドメイン」を選び、「該当楽曲は〇〇〇〇年に著作権の保護期間が切れている」と主張する

補足

Audiostockではパブリックドメインの楽曲にはYouTube Content IDの登録を行っておりません。
詳細はこちら https://audiostock.jp/help/public_domain

▼ 非管理楽曲を使用しているのに著作権管理団体から申し立てを受けた

著作権団体(JASRAC、NexTone)が管理していない楽曲の音源に、著作権が勝手に登録されていることで申し立てを受ける場合があります。

その際は、下記手順で対応をお願いします。

1、異議申し立てを選択する
2、異議申し立てを行う理由を選択する際に「ライセンス」を選び、「該当楽曲は著作権団体非管理の楽曲であり、また音源については許諾がある」と主張する

よくある質問

▼ 異議申し立てが却下されたらどうするの?

異議申し立てが却下された場合は、「▼権利者が行う「再審査請求」を受けた際の対応方法」でも記載いたしましたが、再審査請求をすることは自身のチャンネルにペナルティが付いてしまう可能性がありますので行わない事をおすすめいたします。

権利者が異議申し立てを却下する理由は様々ありますので、必ず直接のやり取りに切り替えて確認をしてください。

また、Audiostockにて購入された音源の場合はお問い合わせからご連絡ください。
Audiostock事務局よりクリエイターまたは権利者へアプローチいたします。

▼お問い合わせフォーム
https://audiostock.jp/help/support

補足

国外の方とやり取りする場合は簡潔に理由だけを述べて連絡をすると伝わりやすくなります。
英語でやり取りする際のYouTube用語は以下の通りです。

●申し立て「claim」
●異議申し立て「dispute the claim」
●再審査請求「appeal claim」
●音声 (音源、原盤)「sound recording」
●楽曲(著作権)「composition」
●取り下げ「release the claim」
●ホワイトリスト「Allowlist」

▼ 申し立てを受けるとチャンネルステータスは悪くなる?

申し立てを受けただけでは、チャンネルステータスは悪くなりません。

ただし、アップロードしている動画自体がYouTubeのコミュニティガイドラインに反していたり、第3者がチャンネルの通報を行うなどYouTube Content ID以外でもステータスが悪くなる理由は存在します。

補足

YouTubeのコミュニティガイドライン
https://support.google.com/youtube/answer/9288567?hl=ja

▼ 許可リスト(ホワイトリスト)とは?

許可リストとは、「チャンネル単位」で申し立て対象から除外するYouTube Content IDの仕組みになります。

許可リストに入れる際はチャンネル単位の登録となる為、権利者・事業者によっては運用方法は様々あります。
音源の権利者(販売元)にどう処理をしているか確認をする事をおすすめいたします。

また、許可リストにチャンネルを登録しても既に申し立てをされた動画は対象外となり、動画単体で申し立ての解除を依頼する必要があります。
そのため、権利者へ連絡をする際は「ホワイトリストの追加」と併せて「すでに申し立てされている動画の申し立て取り下げ」を依頼しなければなりません。(プレミア公開も同様)

補足

地域で所有権管理が分かれている場合は、アカウント毎に許可リストに入れてもらわないといけません。

▼ ライブ配信の時はどうするの?

こちらも同様に、配信が開始される前=動画が検出される前までに許可リストに登録しておく必要があります。
配信中に申し立てを受ける事もあり、最悪の場合は配信が停止する可能性もありますのでご注意ください。

補足

ライブ配信前の「待機時間」中であれば許可リストに登録を行えます。

▼ 動画概要欄のクレジットはどうしたら消える?

クレジットとは、動画内の情報を表したものになります。

申し立てを受けた場合には動画概要欄にクレジットが表示されますが、申し立てを取り下げた場合は、クレジットは削除されます。
ただし、即時反映ではありませんのでご注意ください。

▼ クレジットに複数の権利者がいるのはなぜ?

音楽の申し立ては、著作権を所有する地域、管理団体などが異なることから複数発生する可能性があります。

また、音声とメロディの別々で申立てが発生する場合もあります。

▼ AdRev、Believe Musicとは何?

申し立ての中には海外の登録事業者から来る場合があります。
主に、著作権者から音源を預かりYouTube Content IDへ登録している事業者をいいます。

また、音楽ディストリビュータの中には、音楽配信サイトに音源を登録する際にYouTube Content IDにも登録を行っている業者もあります。

【海外登録代行社(ディストリビューター) 一覧】
・AdRev
・Adshare
HAAWK
・The Orchard
Believe music
・TuneCore
・Cdbaby
・FUGA

【海外の著作権団体(出版社)】
・SOCAN
・CASH
・ECAD_CS
・MUST_CS
・VCPMC_CS
・ASCAP
・BMI
・PEDL

補足

国外では日本に比べて、YouTube Content ID専用の問い合わせページを用意するほど登録が頻繁に行われています。
ただし日本とは習慣が異なり、海外の事業者は「問題が発生したら対処する」といったスタイルになりますので、連絡が遅くなったり返事がこないケースなどもあります。

最後に

いかがだったでしょうか。
YouTube Content IDの用語だけでも、かなり頭を悩ますほどではありませんでしたか?

YouTube Content IDは日々アップデートされておりますので、本記事を参考にご確認いただけますと幸いです。

Audiostockの音源を使用し申し立てが発生した際は、本記事の内容に沿ってご対応いただくか、もしくはお気軽にお問い合わせフォームより下記内容を添えてご連絡ください。

以下内容を記載の上、問い合わせフォームよりご連絡ください

●現在のご状況
●ご提供いただきたい情報
 ・該当楽曲情報(作品No等)
 ・該当するYouTube動画のURL
 ・YouTubeで異議申し立て時に表示された内容のテキスト(権利主張者情報・使用されたコンテンツ(
  YouTube上で判断されている楽曲やアーティスト名))
 ※YouTubeアカウントのチャンネルコンテンツページにて確認できる「動画の著作権の詳細」画面を併せて
  お送りください
 ※YouTubeの仕様が変わり「動画の著作権の詳細」画面では使用されたコンテンツしか確認できない場合もあ
  りますので、誰が権利主張しているのかは必ず添えてご連絡ください

▼お問い合わせフォーム
https://audiostock.jp/help/support

Audiostockで行っているYouTube Content IDのサービス(YouTube安心利用曲)については以下をご確認ください。

▼YouTubeへの楽曲利用について
https://audiostock.jp/help/use_for_youtube

以上とはなりますが、今回の記事が皆様のお役に立てれば幸いです。

Audiostockは今後さらにご利用いただく皆様のために、より良い情報を発信していきたいと思っておりますので、
引き続きAudiostockをよろしくお願いいたします。

この記事を書いた人

audiostock