【楽屋コラム Vol.5】音楽配信を軸にした活動サイクルを考えてみる

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【アーカイブ / 楽屋コラム, Vol.5】(2022/09/07配信)

はじめに

こんにちは、Audiostock 音楽配信サポートチームの星です。

『音楽配信サポートチームの楽屋コラム』のVol.5、はじまります!

今回は、音楽配信を軸にした活動サイクルについてを考えてみたいと思います。

ぜひアーティスト活動の参考に活かしていただけたら幸いです!

このコラムでは、音楽配信サポートチームが “ギリギリためになるコラム” をゆる〜くお届けしていきます。

■ Vol.5 音楽配信を軸にした活動サイクルを考えてみる

アーティスト活動って考えることが多くて大変ですよね。

どんなメッセージを伝えたいか、再生数などの数字はどうか、今後のリリースはどうするか、どの様にブランディングしていくか…。

頭の中で考えがぐるぐると回っているのが活動の常というものです。

そこで、今回の楽屋コラムでは頭の中を整理する方法について紹介いたします。

今回は『PDCA』という考え方を使って、活動サイクルをより良いものとしていく方法をお教えします!
どうぞ、最後までお付き合いください。

▼ PDCA とは

PDCAとは、

  • Plan(計画)
  • Do(実行)
  • Check(評価)
  • Action(改善)

の頭文字を取ったものです。

4つのプロセスである Plan(計画)→ Do(実行)→ Check(評価)→ Action(改善)のサイクルを繰り返し行うことで、継続的な活動の改善を促す技法となります。

そしてこのPDCAでは、サイクルを循環させながら継続させていくことが重要となります。

「Action」が終了したら、また最初の「Plan」に戻って循環させることにより、良い点と悪い点を改善しながらサイクルの質を高めていくのです。

早速ですが、PDCAを用いながら音楽配信の活動サイクルについてを考えてみましょう!

▼ 音楽配信におけるPlanとDo

まず、 ”どれだけ達成できたのか” を把握しやすくするために「数字」 を使って [! Plan(計画)]を作ってみましょう。

いついつまでに◯◯円収益を増やす、◯◯再生を達成する、◯◯フォロワーを獲得する、など具体的な数字を使って考えると、目標に対して自分がどれだけギャップがあるのかを客観的に把握することができます。

またそうすることで、目標に対してどの様にDo(実行)していくかも、自ずと見えてくるのではないでしょうか。

「Plan」では数字を使って、より「Do」を具体的に紐解いていきましょう。

(筆者メモ:ただ、音楽には数量的なもので測れない部分もあります。どれだけ人の心を打ったか…だとか、どれだけ素晴らしい作品なのか…というのは数字にするとなるととても難しいです。

筆者自身も数字で理性的に考える部分と、主観的に感覚で考えていく部分とがあります。大切なのは、どちらかの考えに依存することではなく、2つの異なる考えをバランス良く使っていくことだと考えています。

適度に数字と感覚も使いながら、PDCAサイクルを回していきましょう! )

▼ 音楽配信におけるCheckとAction

「Plan」「Do」ときたら次はCheck(評価)となります。

ここでは計画通りに進められたかを振り返り、評価していきます。上記では「数字」を使っていたので、ここで評価する際にわかりやすく判断できますね。アナリティクスや収益を参考に、数字でどれだけ目標に対して届いたのか、届かなかったのかを洗い出していきましょう。

そして前出でも書いたことに繋がるのですが、数量化しづらい部分はリスナーからフィードバックをもらうことで解決できるかもしれません!リスナーからの直接の感想をもらうことは、自分では判断しにくい部分の評価に繋がるので大切にしたいですね。

リリース後にはInstagramでライブ配信をしたり、反応をチェックできるような機会を作って「Check」を活かしていきましょう。

最後は、Action(改善)です。

これまでに上手くいった成功要因と、失敗要因がなんだったのかを元に次回へと繋げていきましょう。

ここでは今後のサイクルがスムーズに進むように「Action」しておきます。次に向けてYouTubeチャンネルを作っておいたり、早くから施策を打っておけるような状況を整えておいて、次の「Plan」に繋がるように改善していくと良いでしょう。

そうすることで新たなサイクルをスムーズに進めることが可能になり、音楽配信がより実りある活動に繋がっていくかと思います。

PDCAは主にビジネスで使われることが多い考え方ですが、アーティストの活動においても多くの課題を解決できる方法としてとても有効です。

ぜひ、上記のテクニックでPDCAを回すことで、行動実現していけるようご活用いただけたら幸いです!

おわりに

以上、楽屋コラムVol.5、「音楽配信を軸にした活動サイクルを考えてみる」をお送りいたしました。
最後までお読みいただき、ありがとうございました!

音楽配信サポートチームは、アーティスト・クリエイターの皆さまのさらなるご活躍を支援してまいります。
今後とも、Audiostockをどうぞよろしくお願いいたします。

この記事を書いた人

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