Audiostock事務局です!
いよいよ2020年も残すところあとわずか。皆さまいかがお過ごしでしょうか。
年末年始にかけてAudiostock用に楽曲を作っていただけたら嬉しいです。
さて、Audiostockの今年の大きなトピックとして、TikTokとの業務提携は外せません。
Audiostockで販売している曲で、「提携サービス販売設定(全般)」に許諾頂いている曲をTikTokと連携するこの取組み。
皆さんから沢山の楽曲を許諾頂いているお陰で、利用数も日に日に増加。
利用のデータが蓄積されてきました。
そこで!
今回は、TikTokでよく使われているAudiostock楽曲の傾向やポイントをお伝えします。
ぜひ制作の参考にしてください!
- 季節もの
- ホラー系&楽しい系&クラシックカバー
- meme(ミーム)に載る!
- おまけ1:曲が連携されるタイミングって?
- おまけ2:TikTokでよく使われる楽曲のトレンドとは?
- まとめ:TikTokで使われたいなら、まずはTikTokを使ってみよう!
季節もの
季節や時期柄のイベントを連想させる作品は、TikTok上で使われやすい傾向があります。
これまでもハロウィンやクリスマスの時期には、それらを連想させる作品が多くの動画に使われました。
Audiostockから提供している楽曲の利用ランキングを見ても、月ごとにばらつきはありますが、1/3程度は季節ものの楽曲が上位に入っています。
▼参考動画
https://www.tiktok.com/music/Pop-and-bright-Christmas-songs-6817209963702667266?source=h5_t
https://www.tiktok.com/music/Halloween—cute-horror-song-191109-6830461770998482945?source=h5_t
ホラー系&楽しい系&クラシックカバー
約半年間提供している中で、特定のジャンルについて人気の傾向が見えています。
楽しい雰囲気の楽曲や、緊張感があるホラー系の楽曲です。
Audiostockの楽曲はインストゥルメンタルのBGMが多いのですが、その中でもこれらの雰囲気の楽曲の利用が多くみられます。
特にホラー系に関しては、海外のユーザーから使われる傾向が多く見えます。
また、天国と地獄やその他クラシック曲のアレンジの利用も多くみられます。新たに作品をアップする際には、「クラシック曲のカバーアレンジ」などに挑戦して頂くの良いのではないでしょうか。
▼参考動画
https://www.tiktok.com/music/Horror-atmosphere-piano-SE-6817164426995566593?source=h5_t
meme(ミーム)に載る!
TikTokの特徴として”meme(ミーム)”という独自のコンテンツが挙げられます。
TikTokの“meme(ミーム)”とはネット上でユーザーがマネとアレンジを重ねて楽しみながら広がっていくコンテンツのこと。
今年バズった“meme(ミーム)”の代表例はボトルキャップチャレンジです。ボトルキャップチャレンジはペットボトルや瓶のフタを蹴って開けるという遊び方が派生し、著名人、スポーツ選手、さらにはペットまでもがアレンジした形で動画を投稿され大きな広がりを見せました。(https://newsroom.tiktok.com/ja-jp/introduction-of-meme)
これらの動画に曲が使われると、同じように遊びたい人から次々に同じ曲を使ってもらえます。どんなmeme(ミーム)が流行っているかをチェックして、そこに使われそうな曲を作る…といったアプローチも面白いかもしれませんね。
▼参考動画
https://www.tiktok.com/music/Epic-Orchestra-6817670626329774081?source=h5_t
https://www.tiktok.com/music/Quiz-questions-6817134492059174914?source=h5_t
おまけ1:曲が連携されるタイミングって?
なお、楽曲の連携タイミングについては、ぜひ知っておいていただきたいことがあります。
それは、「Audiostockからの連携は月1回」行われるということです。
リアルタイムで曲が連携されている訳ではないので、そこだけご注意を。
例えば、12月で追加された楽曲であれば、それらをまとめて1月にAudiostockからTikTokへ提供しています。
もし「季節もの」の曲でヒットを狙いたいなら、使われたいタイミングの2ヶ月前にはAudiostockで楽曲が販売開始されていないといけません。
こちらご注意ください!
おまけ2:TikTokでよく使われる楽曲のトレンドとは?
今回、TikTokにてよく使われる楽曲やトレンドの移り変わりをAudiostockの営業担当が研究してみました。よろしければ参考にしてみてください。
~年代ごとの楽曲やコンテンツの傾向について~
〇2017年
・「め組ダンス」など早送りの音源が流行
・口パク動画と上半身を使ったダンスが主流
〇2018年
・歌詞の魅力を伝えるコンテンツが出現
・夏以降、コアラモード.さんの「さくらぼっち」が遠距離恋愛に関する歌詞で若者を魅了
〇2019年
・楽曲やコンテンツの傾向
・いわゆる「エモい」楽曲の利用が増加
・「夏夜のマジック」他、エモーショナルな楽曲が人気
・動画コンテンツの内容も徐々に多様化
〇2020年
・ヒップホップや弾き語り音源がホットソングの上位楽曲にチャートイン
~全体を通しての所感~
当初は女子高生向けアプリで、ダンスや口パク動画が中心のイメージが強かったですが、時間が経つにつれ、コンテンツが多様化していきました。
コンテンツが多様化すると、TikTok内で利用される楽曲にも変化が現れ、いわゆる人気の定番楽曲以外の楽曲も使われるようになり始めた印象です。
現在、TikTokにあるコンテンツは、音楽だけでなく、旅行・ゲーム・日常生活など広範囲にわたっており、どのような年齢層のユーザーにも楽しんで視聴していただける動画が日々増えているように感じました。
まとめ:TikTokで使われたいなら、まずはTikTokを使ってみよう!
Audiostockから提供している作品については、よく使われる曲の入れ替わりが比較的多くなっています。
時には私達にも予想がつかない形で利用が増えることもあります。
特に、memeに使われる曲については、どんな曲が使われるのか…など、まだまだ研究の余地が残っています。
上記の通り、さまざまな動画がTikTok上で増えていますので、使われるチャンスもまだまだあるはず。
年末はTikTokでのHitを目指した楽曲づくりに取り組んでみてはいかがでしょうか。
それでは、良い年末をお過ごしください!