【楽屋コラム Vol.8】ストリーミングの成功を左右する、「スキップレート」って?

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【アーカイブ / 楽屋コラム, Vol.8】(2022/12/15配信)

はじめに

こんにちは、Audiostock 音楽配信サポートチームの星です。
『音楽配信サポートチームの楽屋コラム』のVol.8、はじまります!

今回は、ストリーミングの成功を左右しうる「スキップレート」について考えていきます。ぜひ音楽制作の参考にしていただければと思います。

このコラムでは、音楽配信サポートチームが “ギリギリためになるコラム” をゆる〜くお届けしていきます。

■ Vol.8 ストリーミングの成功を左右する、「スキップレート」って?

皆さんは「スキップレート」という言葉をご存知でしょうか。

スキップレートとは、 ”リスナーが曲を再生した時、1再生とカウントするよりも前に次の曲へ「スキップした」割合を数値化したもの” です。

Apple Music, Spotify, Amazon Music では、30秒以上の再生時間を「1再生」とカウントしています。

つまり、30秒未満でスキップされた曲は「0再生」となってしまう、ということです。まさに各ストリーミングサービスが曲始まりの 冒頭”30秒” をとても重視しているのがわかります。

巷でも、最近は「イントロ」がなくなった、歌始まりの曲が増えた、などの話を耳にする機会が増えてきました。現にヒットチャートを上から聞き流していくと、やはりぐっと掴まれる要素が最初に集中しているような印象を受けます。

(筆者も聴いていて新しい発見が沢山ありました。皆さんもぜひ、チェックしてみてください…!面白いです!)

開始30秒でリスナーの心をどのように掴むのか、ストリーミング全盛を迎える今、音楽制作のあり方も少しずつ変わっていっているのかもしれませんね。そこで、簡単に考えられる工夫についてまとめてみました。

リスナーの心の掴み方はたくさんありそうですね。皆さんもご自身なりの工夫にぜひチャレンジしてみてください。

なお、ここで大切なのは、単にイントロを短くしたり、歌始まりにすれば良い、ということではなく、作品がより聴かれるためにどう工夫するのかということです。スキップレートはそのための一つの評価軸として参考になるかと思いますので、心に留めていただければと思います。

皆さんは最初の30秒、どう使われていますか。
皆さんのクリエイティブ溢れる作品群、Audiostockでの音楽配信をお待ちしております!

おわりに

以上、楽屋コラムVol.8「ストリーミングの成功を左右する、「スキップレート」って?」をお送りいたしました。

このコラムでは、これからもアーティスト・クリエイターの皆さまに役立つ情報をお伝えしていきます。

次回の楽屋コラムもどうぞお楽しみに!
最後までお読みいただき、ありがとうございました。

以下の過去コラムもよく読まれているので、まだの方はぜひご覧ください!
Vol.3 :プレイリストが作れる音楽配信サービスと活用法
Vol.5 :音楽配信を軸にした活動サイクルについて

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