【訪問レポート】オンラインツール活用による作曲法(コーライティング)2018年7月期

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タワー・クリエイティブ・アカデミーが主催するコーライティングワークショップ「オンラインツール活用による作曲法(コーライティング)」。

本企画に、Audiostockを運営する株式会社クレオフーガより企画協力させていただきました。

今回は8月に開催されたワークショップの様子をレポートいたします。

 ■コーライティング(Co-Writing)とは?

皆さんはグループで作曲を行う”コーライティング(Co-Writing)”という手法をご存知でしょうか。

複数名で役割分担をしながら曲を作る作曲法で、欧米では広く取り入れられています。日本でもプロの作曲家を中心に徐々に広まっています。

役割としてはトップライナー(メロディメイカー)、作詞家、トラックメイカー、ディレクターなどに分かれており、それぞれの特技とノウハウを持ち寄り、共同で楽曲をつくります。

株式会社クレオフーガでは、このコーライティングを支援するサービス「Co-Writing Studio」を開発中。今回はそのベータ版をワークショップに提供させていただきました。

■イベントの様子

今回お邪魔したのは7月期の講座。受講生は7月にコーライティングに関する講義を終えたのち、1カ月間、オンライン上でコーライティングを行いました。そこで制作した楽曲のお披露目会が、8月5日に行われました。

合計8グループの発表を聞きましたが、どのグループもそれぞれに特色あふれる楽曲を制作されており、「このクオリティが出会って1ヶ月のメンバーで出せるのか!」と驚くことばかり。

発表後、それぞれのグループに講師から講評がありましたが、どのグループも一つ一つのアドバイスを熱心にメモする姿が印象的でした。互いの得意分野を持ち寄り楽曲に化学変化を起こせるグループもあれば、知らない相手同士で遠慮しあってしまい、締切までクオリティを高められなかったグループもあり…。コミュニケーションが高めるクリエイティビティの可能性と、共同作曲ならではの難しさを同時に感じることができました。

とはいえ、参加したメンバーは音楽制作に想いのあるメンバーばかり。講義が終わった後のフリーディスカッションの時間では、自分が気になるグループへ話を聞きに行ったり、グループ内で「次はこんな曲が作れるんじゃないか」と議論したり、活発なコミュニケーションが生まれていました。

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「人との出会いだから、良し悪しがあって当然。このアカデミーが気の合う仲間や良い曲を作れる環境になれば良い。」

講評後、講師の先生が仰っていた言葉が印象に残っています。きっと、このような環境は今後もどんどん増えてくるのではと、当日の様子を見て強く感じました。

現在Audiostockに並ぶ楽曲は、個人で作られた作品がほとんどです。

コーライティングで作られた素敵な音楽が幅広くAudiostock上に数多く登場する日も、そう遠くないのかもしれません。

■9月期の開催決定!コラボ企画もお待ちしております!

Audiostockを運営するクレオフーガでは、Audiostock以外にも音楽に関するサービス・企画を行っています。例えば、音楽コンテストサイト「クレオフーガ」での楽曲募集コンテストは、これまでに「太鼓の達人」の楽曲募集コンテストを行ったり、地方自治体のテーマソングやアイドルのテーマソング募集などの企画を運営してきました。

弊社とのコラボレーション・企画のお誘いなどございましたら、ぜひ気軽にお声がけください!心よりお待ちしております!

▽音楽投稿サイト「クレオフーガ」はこちら

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また、こちらのイベントは9月期にも開催もされるとのこと。
Audiostockを利用しているクリエイターの皆さん、興味があれば、この機会にぜひ参加を検討してはいかがでしょうか。
締切が8月20日(月)と非常に迫っておりますので、お申込みはお早めに!

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creo_sakamoto